体言止めを多用しない

体言止めを多用しない 文章作法

 体言止めとはその名の通り、体言(主語となる名詞や代名詞)で文が終わるもののことです。日本語の表現技法のひとつで、文のリズムを変え、余韻を持たせる効果があります。
 しかし、その使用においては注意が必要です。

体言止めはあまり使わないようにしよう

 ~と言って頭を下げる彼。
 ~の眼前に広がる海。

 このような体言止めは文章のテンポをよくする効果があるのでつい使ってしまいがちですが、多用すると文章が非常に安っぽくなってしまうという欠点があるので、気をつけて使用したほうがいいでしょう。
 上記の文章なら、以下のように書き換えます。

 ~と言って彼は頭を下げた。
 ~の眼前には海が広がっていた。

 ただ、字数に制限のある新聞の記事などでは体言止めが多く使われているということもあるので、記事風の文章を書くときはひとつのスタイルとして採用してもいいかもしれません。