ここでは文章作成の基本となるルールについて紹介します。
文のはじめは一字下げる
書き出しや改行したときは、最初の一字分をあけます。会話文で改行して鉤括弧を使う場合は、一字分あける必要はありません。
ちなみにウェブの記事では詰めて書かれていることもあります。私も文章作法に関するこのサイト以外では、一字下げせずに書いています。
疑問符や感嘆符のあとは一字あける
疑問符(?)や感嘆符(!)を使うときは、そのあとに一字分スペースをあけます。疑問符や感嘆符のあとに、読点と句点は打ちません。
一字分スペースの例外
行の最後にこれらの記号がくる場合→次の行の一マス目をあける必要なし
会話文の最後がこれらの記号で終わる場合→一字あけずに括弧を閉じる
引用の仕方
引用は、短いときは鉤括弧(「」)、もしくは二重鉤括弧(『』)を用い、長文のときは改行して文全体を二字分下げて書きます。
行の最後の処理の仕方
行の冒頭に句読点や括弧(閉じる)がくる場合は、前の行の最後の文字のところに一緒に入れるようにします。ただしこれは原稿用紙など手書きの文章を書くときの話で、パソコンで作業する場合、ほとんどのソフトは自動的にそうならないような仕組みになっているので、気にする必要はありません。
そのほかの約物については、それぞれの項目をご覧ください。
※「約物(やくもの)」とは、句読点や括弧、疑問符などの、文章の記述に用いられる記号の総称です。